私からの チョッとしたお話。
“ 映画で見るレースと絵画の世界 ”
今年の冬は豪雪地域があったものの、全体的にはさほど寒くもなく、
庭のラッパスイセンが もう見ごろ!
桜の花も三月半ば過ぎには開花しそうで、
春は確実に今年も近づいて来ています!
残念にも 未だ新型コロナの脅威は衰えず、
長きに亘りレース講習が休講しており、申し訳ない限りです。
イギリスの恩師や仲間たちは既にワクチン接種を済ませていますが
日本は一般の人に広まるまでには何時になるのか・・・
一日も早い 以前の様なクラスの再開が待ち遠しく、
思うように人と会ったり、行きたい所へ行ける事を願っています。
この様な時だからこそ、レースを少し違う角度から探ってみてはどうでしょうか?
16世紀~19世紀にヨーロッパ各地で流行ったレースは
今の時代の私達にも とても魅力的な世界と楽しさを与えてくれています。
当時の肖像画などで そのレースの様子や使われ方を探れますが、
どの様に生活に溶け込んでいたのかは 想像が付きにくいでしょう。
また、当時の絵画がどの様に描かれていくのか?
日本でも人気の 17世紀バロックを期代表とするオランダの画家、
フィルメール を映画化した
≪真珠の耳飾りの少女≫ をご紹介します。
*この映画はネット配信のサイトで見る事が出来ます。
また、一部 子供には不適切な場面がありますのでご注意下さい。
どの様な時代背景の中で?
どの様な生活の中で?
その絵は描かれていったのか?
また、レースはどの様な人が、どの様に実用化されていたのか?
この映画を通して探る事が出来るでしょう。
私は2014年に オランダ ハーグにあるマウリッツハイスにて
この絵を観てきましたが、
会場では他にもレースの種類が分かるほど丁寧に表現された
大理石の像や数々の絵画からでも
当時は如何に高価で特別な人だけが身に付けられたのか
その様子がイメージ付けられるでしょう!
また、もしそのレースがご自身の知っているレースと異なっていた場合、
その時代に流行ったレースの種類やデザインである事は確か!
思うように美術館に行けたり、
何かで肖像画を見た時に
レースに対する思いや見方も違う楽しさに繋がるでしょう。
尚、私の全てのレッスンは休講していますが、
メールでのご連絡は通常通りに出来ます。